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管理部 課長
若杉
一級建築士 建築工事担当
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PM事業部 係長
河野
2014年入社
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前川 氏
一級建築士事務所
株式会社スピングラス・アーキテクツ所属 -
鈴木 氏
一級建築士事務所
株式会社スピングラス・アーキテクツ所属 -
PM事業部 業務課 主任
吉村
2014年入社
テナント関連営業事務担当 -
賃貸営業部
中村
2016年入社
創業50年の記念に、「お世話になっている大名という街に恩返しをしたい」という想いで、2018年5/23(水)か6/4(月)まで大名WEEK「大名の400年を知る13日間」という無料のイベントを開催しました。
大名の店やホテルに、かつての大名の様子が分かる写真や古地図を展示し、大名を散策しながら、今自分がいる場所の昔の様子や、今に至るまでの風景の変化を感じてもらい、これから大きく変化していく大名という街の歴史に触れていただきました。
会場は弊社の大央ホールをはじめ、大名のホテルや郵便局、ギャラリー、飲食店等、17店舗の方々にご協力をいただき、地元の方やゆかりのある方々等にたいへん喜んでいただきました。
大名の魅力の再認識と「ステキな街にしていきたいな」という未来への期待。
大央は今年、創業50周年を迎えました。約半世紀、弊社を育んでくれた大名という街に感謝しております。そして、この50年で大名という街は大きく変貌を遂げました。今現在も、天神ビックバンや旧大名小学校の再開発などにより、その姿を刻々と変え続けています。
大名の歴史を紐解き、現代と比較することで、より詳しく知ることのできるイベントを企画することが恩返しになるのではないかと考えました。
「変わりゆく大名エリアにどんな街並みや役割を求めていくのか」や「大名の魅力を再認識し『もっとステキな街にしていきたいな』」ということを、大名という土地に関わる方々に意識していただけるようなイベントです。(河野)
大央は今年、創業50周年を迎えました。約半世紀、弊社を育んでくれた大名という街に感謝しております。そして、この50年で大名という街は大きく変貌を遂げました。今現在も、天神ビックバンや旧大名小学校の再開発などにより、その姿を刻々と変え続けています。
大名の歴史を紐解き、現代と比較することで、より詳しく知ることのできるイベントを企画することが恩返しになるのではないかと考えました。
「変わりゆく大名エリアにどんな街並みや役割を求めていくのか」や「大名の魅力を再認識し『もっとステキな街にしていきたいな』」ということを、大名という土地に関わる方々に意識していただけるようなイベントです。(河野)
大名のこれからを考えていく上で「大名の歴史」を無視して未来は考えられない。
何処かの企業に頼まれたという訳でも、報酬などを頂いたりなど金利目的に始めた訳でも無いため、本当に自由に出来るという点が強みのプロジェクトでした。
自由であるが故にそれ自体に責任が伴い何から手を付けて良いものか分からず手探りの中進めていったというのが正直なところです。
「大名」というエリアを限定して始めたわけですが、「大名」を調べるよりも先に「福岡」→「日本」→「世界」と大名に似た特性を持った街やエリアを探して行くことから始めました。それにより大名の良さや問題点などが浮き彫りにされ、大名のこれからを考えていく上で「大名の歴史」を無視して未来は考えられないという点に至りました。
様々な方々のご協力を頂きながら古地図や古い写真や文献などの資料集めを始め、古地図や当時の写真に該当するそれぞれの場所の方々にイベントとして場所の提供をご協力頂きました。(若杉)
大名に関わる全ての方に興味を持って頂くための会場づくり。
「大名Week」を来場者だけでなく、ご協力いただく方々へどのようにアピールするかという点です。これまでにない試みであったということもあり、単なるイベントでとどまることのないよう心掛けました。
大名に関わる全ての方に興味を持って頂き、これまでの、そしてこれからの大名、天神、福岡について考えてもらえるにはどうすればよいかと考え、会場の動線を意識しました。一箇所にとどまるのではなく、二箇所、三箇所…と会場を設けることで、点と点がつながり、興味の連鎖が面となっていく。それを「昼」と「夜」に実施することで、それぞれ異なる視点で大名を感じて頂くことができ、参加いただく方すべてに少しでも関心をもっていただけるのではと考え、可能な限り各会場の昔の様子を感じて頂ける展示物を用意しました。どのような展示物を設置させていただくか、各会場の責任者の方たちと打ち合わせを重ね、様々なご要望にお応えすることは決して簡単なことではありませんでしたが、そこには大名への熱い思いがあり、その思いを形にしていくことは非常に有意義なものでもありました。約400年前の古地図にはじまり、そこから現代へとつながる様々な年代の地図や昔の写真などは皆様のご協力なしでは考えられません。
結果として複数の会場に足を運んでいただいたというお声も多数いただきました。(中村)
大名という街とここにいる様々な方々と「繋がる」ことができた。
今回のイベントを通じ大名の歴史を知ることができたのはもちろん、様々な方々とつながることができたというのが大きかったと思います。
イベント来場者の方には数十年大名で過ごしてきた方もいらっしゃり、その方々が展示されている写真を懐かしがってくださると共に、様々な思い出話をしてくださいました。そのお話を伺うことで今いる大名という町やそこで生活してきた人々の生活をさらに知ることができましたし、来場された若い方もそのお話を聞きながらイベントを楽しんでくださいました。中にはお客様同士その場で意気投合し、イベント会場からそのまま一緒にお食事に出かけられた方もいたというエピソードも(笑)
また、協力いただいた店舗の方々からは、今自分のお店がある場所を示した古地図をもとにお話しをされたということなどもうかがいましたし、本当に多くの方が楽しんでいただけたことがうれしかったです。
結果として、私たちにとってより大名という街とここにいる人をさらに身近に感じるようになりました。(吉村)
これからの「大名」に大央がお役に立てる経験や知識に繋がっていける。
企画当初はいったいどれだけの方が興味を持ってくれるのだろうと不安でした。期間中に20~30人の反響がある程度と思っていましたが、結果200人以上の動員を得られたのは大変驚きました。大名の街が多くの方に愛されているのだと感じました。(河野)
イベント準備をほぼすべて自分たちで行っていましたので、果たして無事当日を迎えることができるのか。また展示品が壊されてしまうなどの問題が起きないかなど、最初は不安でいっぱいでした。ですが実際にイベントが開始されると、多くのメディアから取材いただいたり、たくさんの方とお話しすることができてとてもよい経験だったと思います。(吉村)
各会場を訪問することで、これまでに知ることの無かった大名の街並みだけでなく、大名をつくり上げてこられた方々とのお話から多くのことを学ばせて頂きました。当時の話はもちろんですが、長く居るからこそのお悩みもお聞かせいただきました。「大央」として、これまでの、そしてこれからの大名に貢献できることは何か、それを考えるすばらしい機会となりました。(中村)
イベントの最中、追加の書籍や資料などを提供して頂ける方も出てこられてイベント自体が完成してスタートしたというよりは、未完成の状態から皆で作り上げたという印象が残りました。ここまで反響を頂けた事は関わったプロジェクトメンバーの自信にもなりましたし、これからの「大名」に大央がお役に立てる経験や知識に繋がっていけるかと思います。(若杉)